名詞
賜杯
賜杯(しはい)は、坏(盃)を与えること、また、与えられた坏のこと。賜盃とも書く。特に、勲功・栄誉を顕彰するため、臣下に対して賜った坏、トロフィーを指す。日本国憲法下の日本では、褒章条例等の法規に基づくものは賞杯と呼び、皇室のいわゆる「お手元金」等による賜杯(賜盃)と区別しているが、それら賞杯を授与する行為については「杯を賜う」の意から「賜杯」を用いる場合もある(例:名称は「勲章と賞杯」、行為は「叙勲と賜杯」)。以上のように、天皇(日本以外の場合は皇帝・国王など)から「賜った杯」が賜杯であるため、君主と関係のない単なる優勝トロフィーを賜杯と呼ぶのは誤りである。
(出典: 賜杯 - Wikipedia)