名詞
弁
弁(べん)が意味するものは、当用漢字による漢字制限で多数の「べん」の音を持つものが「弁」に集約されたもの。広範囲に渡る。瓣花弁(花びら)のこと。
弁膜のこと。僧帽弁など。
管を流れる流体の流れを制御する装置。バルブともいう。空気弁・ポペットバルブなど。
ウリの実のなかご。
オルゴールの音源となる櫛歯状(くしばじょう)の金属板。櫛歯。振動板。辯理屈を立てて話すこと。「弁が立つ」など。
地方名の後につけて、その地方の方言のことを指す。関西弁、津軽弁など。
弁護士の略。「いそ弁」(居候弁護士の略、他人の事務所に勤務する弁護士)など辨近代以前に置かれた弁官の略。「頭弁」(蔵人頭を兼ねる弁官)など
弁当の略。駅弁など。
事を処理する。事務をさばく。合弁・買弁など。
是非・善悪を区別する。わきまえる。弁別・思弁など。
けじめをつけて処理する。弁償・勘弁など。弁ずきん状の冠。武弁など。「弁」本来の意味はこれである。
(出典: 弁 - Wikipedia)