名詞
束
束(そく、たば、つか)(そく、たば)ひとまとめにすること。花束(ブーケ)など。
(つか)建築用語で、梁と棟木との間に立てる短い柱。束柱の略。
(つか)製本用語で、本の厚みのこと。
(そく)古代日本で用いられた稲の単位。→束 (単位)を参照。
(そく)束 (数学) - 日本語で「束」と訳される数学上の概念は複数ある。
束 (射影幾何学) (pencil): P + λQ の 形をした族の零点集合が記述する "図形" の族のこと。特に P, Q の零点集合が直線であるとき直線束、円であるとき円束という。
束 (束論) (lattice) - 任意の二点に上限と下限の存在する順序集合、あるいは結びと交わりという二つの演算を備えた代数的構造のこと。これらは同じ一つの概念を定める。この意味での束に関する研究を行う分野は束論と言う。ただし、lattice には日本語で格子と訳される別の概念もある。
束 (位相幾何学) (bundle) - 位相空間の貼り合わせであるような構造の一種。ファイバー束・主束あるいは接ベクトル空間等を参照。
(出典: 束 - Wikipedia)