名詞
カア
カア(Qa'a)はエジプト第1王朝最後のファラオで、アビュドスには30×23mにも及ぶ巨大な墓がある。マネトの記録の中のビエネケスと同一人物であれば、26年間の治世であったことになる。治世が長かったことは、墓が巨大であることからも窺うことができる。1993年からのドイツ考古学会による発掘調査で、生贄の墓が26個も作られていたことが分かった.。また、墓の入り口近くから、ボエトスの名前の印が押されているのが見つかった。このことにより、マネトが書いたように、カアの死後、ボエトスが即位し、エジプト第2王朝を興したことが確認された。
(出典: カア - Wikipedia)