名詞
レンマ
レンマ とは、哲学用語のひとつで、「律」、「句」の意味。ギリシア語ではλῆμμα。「取る」、「受け取る」という直観的な把握の意味のギリシア語λαμβαυωから出来上がっている名詞で、本来的には、チャトゥシュ・コーティカ のギリシア語訳でテトラ・レンマτετραλῆμμαという名前の思考スタイルが、これを4つ使って構成される。漢訳では四句分別という。が、自著『ロゴスとレンマ』における山内得立のように、そのスタイル自体を指して、また、下の表にある四レンマのうちの三番目である「両非のレンマ」を中心とする思考自体を、レンマと称する姿勢がある。
(出典: レンマ - Wikipedia)