名詞
七音
七音(しちおん、しちいん)仏教の基礎となる天竺(インド)の音韻7種。南アジアへの仏教普及とともに、梵字の表記は漢字などの表記に変化したが、本来の発音となる七音は伝播した。現存はしないが『指玄韻鏡』から、南宋の音韻五音に影響を与えたとされる。日本へは、陀羅尼や仏教経典等ともに伝来し、平安時代に「悉曇八家」と称される悉曇学を研究する僧侶が生まれ、現代の読経に継承される。
七音音階(しちおんおんかい)の各音。
七音 (アルバム)(ななお) - 七緒香のアルバム。
(出典: 七音 - Wikipedia)