名詞
中性紙
中性紙(ちゅうせいし)は、中性から弱アルカリ性域で製造された紙で、てん料(充填剤)として炭酸カルシウムが主に使用されている。製造された紙も中性から弱塩基性を示す(紙のpH測定に関しては、JISなどに規定されている)。厳密には無酸紙 とは区別される。酸性紙ではサイズ剤(インクのにじみ止め)としてロジンが使用されていたのに対し、中性紙ではAKD(アルキルケテンダイマー)やASA(アルケニル無水コハク酸)などが使用されている。主に工業的手法に基づいて生産された紙のことを指す。
(出典: 中性紙 - Wikipedia)