名詞
絵師
絵師(えし)とは、律令制下のおいて中務省の「画工司(えだくみのつかさ)」に属し、絵画制作にあたった者のこと。宮殿や寺社の造営に当たって文様や装飾の制作を従事した。
平安時代末期以降の、寺社に置かれた絵所に属した画工。室町時代以降の狩野派や土佐派のように武家や公家、寺社の求めに応じて襖絵や屏風絵などを制作した。
浮世絵の原画(下絵)を描くことを職業とする人間のこと。絵描き、画工とも言う。町絵師、浮世絵師、凧絵師、ねぶた絵師など。
日本画の描き手の画家のこと。画師、畫師とも書く。
1990年代末ごろから使われるようになった用法で、主に日本の漫画やアニメ、ゲームなどサブカルチャー分野で、それらにふさわしい絵を描く画家・イラストレーターのこと。
(出典: 絵師 - Wikipedia)