名詞
ハナガサクラゲ
ハナガサクラゲ(花笠水母)はヒドロ虫綱淡水クラゲ目のクラゲの一種。
本州中部から九州沿岸のやや深い海に春から初夏にかけてみられる。また、日本の反対側のブラジルやアルゼンチンにも分布している。
直径10~15cmの傘の内側に橙色の十文字型の生殖腺が見られ、外側には触手による黒ずんだ縞模様、傘の表面からは短い棒状の触手が飾りの様に生え、その触手先端付近は黄緑や桃色の蛍光色を呈す。種小名のformosaはラテン語で「美しい」という意味であり、その泳ぎの美しさは名前の如く花笠踊りに喩えられる。
(出典: ハナガサクラゲ - Wikipedia)