名詞
赤本
赤本(あかほん、あかぼん)ヘルゲストの赤本 - 14~15世紀頃に書かれたウェールズ語の本。
江戸時代前期前半から子供向けに出されていた初期の草双紙の一種。 ⇒ 「草双紙#赤本」を参照のこと。
赤本 (少年向け本) - 明治時代から出版された少年向けの講談本・落語本で、表紙に赤系統の色が好んで使われ、内容も低俗とみなされたものの通称。1930年代から描き下ろしの漫画本が急増した。
ゾッキ本(市場で新古本として扱われる本)の通称。底に赤い線が引かれていることに由来し、明治時代後期に用いられ始めた語。
築田多吉が、大正時代の1925年に著し、1946年に昭和・現代語版を出した家庭医書『家庭に於ける実際的看護の秘訣』の通称。梅肉エキス と卵油を日本全国に普及させたことでも知られている。
赤本 (教学社) - 世界思想社教学社が1954年から毎年発行している大学入試問題の過去問題集の通称。表紙の色が赤いことから。
保健同人社が1969年から刊行している家庭医書『家庭の医学』の通称。
英俊社が1974年から毎年刊行している、主に近畿圏の中学入試・高校入試問題の過去問題集の通称。
光文社が1995年から刊行している競馬のペーパーオーナーゲーム (POG) を扱うムック『POGの達人』の通称。
声の教育社が発行する中学入試問題の過去問題集の通称。関連語アイドルのあかほん - 氏家ト全のギャグ漫画。2006年の作。
(出典: 赤本 - Wikipedia)