名詞
大名
大名(だいみょう)とは、平安から鎌倉時代、私田の一種である名田の所有者のことであり、名田の大小によって大名や小名と形容する普通名詞であり特定の地位を表す語ではなかった。平安時代末頃からこの語が見られるようになり、鎌倉時代以降は大きな所領をもって家臣団を形成した有力武士は大名と呼ぶようになった。これとは別に勢力があり大きな名誉をもつ者を大名(たいめい)とも記述され大名(だいみょう)と大名(たいめい)は日葡辞書では区別されているものの混用もされていたようである。
(出典: 大名 - Wikipedia)