名詞
南ベトナム
南ベトナム南部地方 :ベトナムの地域概念。
南部 :東南部(ホーチミン市周辺)とメコンデルタ(メコン川流域)を併せた地域。場合によってはラムドン省、ビントゥアン省及びニントゥアン省も含まれる。フランス領インドシナ時代のコーチシナ に相当する。
塘中 :ジャン川以南の安南国が支配していた地域。
1945年から1946年にかけて、ベトナム民主共和国のベトナム南方抗戦委員会 がフランスの再植民地化に対する抵抗活動を管理していた領域。コーチシナ、中部高原、ビントゥアン省とクアンガイ省にまたがる領域を管轄し、クアンガイを拠点としていた。
1954年のジュネーヴ協定で、フランス連合勢力(フランス軍・ベトナム国軍)の引き上げ地域に指定された軍事境界線(17度線)以南のベトナム領域。
ジュネーヴ協定締結後、17度線以南のベトナム領域を統治したベトナム人国家の通称。冷戦下で発生した分断国家の一つ。
ベトナム国:1954年7月21日 - 1955年10月26日(建国宣言は1949年6月14日)
ベトナム共和国:1955年10月26日 - 1975年4月30日
南ベトナム共和国:1975年4月30日 - 1976年7月2日(政府樹立は1969年6月8日)
(出典: 南ベトナム - Wikipedia)