名詞
リソソーム
リソソーム は、真核生物が持つ細胞小器官の1つである。リソゾーム、ライソソーム、ライソゾームまたは水解小体(すいかいしょうたい)とも呼ばれる。膜に囲まれた細胞小器官であり、哺乳類では赤血球を除いてすべての細胞に存在している。細胞質には通常数百個のリソソームが存在しており、細胞内における分解の中心部として機能している。主要な機能はタンパク質、多糖、脂質を各々の構成要素(アミノ酸、単糖、遊離脂肪酸)へ分解すること(異化)である。この分解は、プロテアーゼ、グリコシダーゼ、リパーゼなど、さまざまな酵素によって行われている。
(出典: リソソーム - Wikipedia)