名詞
特定化学物質
特定化学物質 は化学安全を目的とし、労働者に健康障害を発生させる(可能性が高い)物質として、労働安全衛生法施行令(令)別表第3で定められた化学物質である。労働安全衛生法(法)のもと、労働者が化学物質による健康障害を受けることを予防する目的で特定化学物質障害予防規則(特化則)が制定され様々な規制が行われている。特定化学物質はこの健康障害を発生させる(可能性が高い)物質として定められたものであり、大別すると以下となる。微量の曝露でがん等の慢性・遅発性障害を引き起こす物質(第1類物質、第2類物質)
大量漏洩により急性障害を引き起こす物質(第3類物質、第2類物質のうち特定第2類物質)
原則的に製造や使用などが禁止される製造等禁止物質
(出典: 特定化学物質 - Wikipedia)