名詞
王権神授説
王権神授説 は、16世紀から17世紀にかけてのヨーロッパの絶対王政期において、絶対君主の王権の根拠を神に求める政治思想。神授王権 とも。王権は神によって与えられたものであるため、国王(君主)は神に対してのみ責任を負い、それ以外の権威(特に議会や教皇)による拘束を受けないとして、国王の絶対的な支配権(統治権)を肯定するものである。フランスのボダンやボシュエ、イングランドのフィルマーらによって理論化され、同時期のフランスやイギリスにおいて君主権力の説明に広く用いられた。
(出典: 王権神授説 - Wikipedia)