名詞
悪魔の詩
『悪魔の詩』 は、イギリス系インド人作家サルマン・ラシュディの4作目の小説である。1988年9月に出版された本書は、イスラム教の預言者ムハンマドの生涯から着想を得ている。前作同様、ラシュディは魔術的リアリズムを用い、現代の出来事や人物を登場人物に据えた。タイトルは、メッカの3人の異教徒の女神を描いたコーランの詩集「Satanic Verses」(アッラート、アル・ウッザー、マナートという3人のメッカの異教の女神について書かれたクルアーンの節)にちなんでいる。物語の中で「悪魔の詩」を扱う部分は、歴史家アル・ワキディとアル・タバリの記述に基づいている。
(出典: 悪魔の詩 - Wikipedia)