名詞
ベックレスピナクス
アルティスピナクス(Altispinax 「高い棘を持つもの」の意味)は白亜紀前期(バーレーム期)に現在のドイツに生息した大型の獣脚類恐竜の属の一つである。イングランドのヘイスティングス層 (バランジュ期)、パーベック層 (白亜紀前期)、下部グリーンサンド層群 (アプト期)やイングランドとベルギーのウィールドクレイ (オーテリーブ期-バーレム期)などで発見された化石もアルティスピナクスのものとされたことがあるが、おそらくこの属のものではない。命名に複雑な経緯があり、アルティスピナクスという名前のもとにもなった長い神経棘をもつ胴椎は、一時分離され、ベックレスピナクス(Becklespinax)と呼ばれていたが、2016年の研究では再びアルティスピナクスのものとされるようになった。
(出典: ベックレスピナクス - Wikipedia)