名詞
波の花
波の花 は、波打ち際で見られる自然現象の泡。沖合で分解された水の華などに由来し、溶解性有機物(タンパク質、リグニン、脂質など)を特に多く含んだ海水が撹拌されて生じる。波の花に含まれる物質の中には界面活性剤や起泡剤のような役割を果たすものがあるが、これらは海水が砕波により撹拌される時に波が空気を閉じ込め、表面張力によりお互いにくっついている分解しにくい泡を作る。この泡は密度が低く分解されにくいために、強い海風に吹かれて内陸へと流されることがある。俗にカプチーノコーストと呼ばれる。
(出典: 波の花 - Wikipedia)