名詞
共有結合性有機構造体
共有結合性有機構造体(きょうゆうけつごうせいゆうきこうぞうたい)、または共有結合性有機骨格 は、基本単位となる有機分子(ビルディング・ブロック)同士を結合官能基間の脱水重縮合によって共有結合で組み上げ,二次元または三次元の周期構造をもつ固体を生成する結晶性多孔材料である. ゼオライト、 金属有機構造体(MOF)といった他の結晶性多孔質材料と比べて、COFは軽元素(H、B、C、N、O)のみで構成されるため軽量であること、共有結合のみで構成されるため熱安定性および化学的安定性が高いことが特徴である。2005年にオマー・ヤギーらによって初めて報告された材料であり、中には一般的なゼオライトを超える比表面積を持つものも存在する。
(出典: 共有結合性有機構造体 - Wikipedia)