名詞
イオン交換膜法
イオン交換膜法(いおんこうかんまくほう)またはIEM法(ion-exchange-membrane法)とは、電解法の一つで、イオン交換膜と電気分解を用いて塩化ナトリウム水溶液から水酸化ナトリウムを合成する方法である。副産物として塩素と水素が得られる。日本ではかつて水銀法と隔膜法が使われていたが、それぞれ人体に有害な水銀とアスベストを使っていたことから、水銀法は1986年6月、隔膜法は1999年8月に姿を消し、これ以後すべてイオン交換膜法となっている。
(出典: イオン交換膜法 - Wikipedia)