名詞
ダヴル
ダヴル (davul、ダウルとも) は大型の両面の太鼓で、ばちで叩いて演奏する。この種の太鼓はイラン、トルコ、アルバニア、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ、セルビア、マケドニア、イラク、アルメニアなどのヨーロッパ・中近東の国々の民俗音楽で広く用いられており、国や地域によってそれぞれ違う名前で呼ばれている。その構造と、異なるヘッド(膜)と異なるばちを使う奏法により、深いバスドラムの音と鋭い高い音をと、1つの太鼓で異なる音を生み出す。2つのばちは菜箸のような細いばち と、棍棒のような太いばち を用いる。
(出典: ダヴル - Wikipedia)