名詞
太陽の船
太陽の船(たいようのふね)は、エジプト神話において太陽神ラーが乗っているという天空や冥界を航行する船。名前の通り太陽を象徴しており、日中は現世の天空を通り、夜間は地下にある冥界ドゥアトを航行するという。このとき、日中のものを昼の船「マンジェット」(wjꜣ-n-ḥḥw)、夜間のものを夜の船「メセケテット」(msktt)と呼び分ける。なお、日本語では「船」と呼ぶ場合、大型船がイメージされるが、実態としては艀(はしけ、外海の航行はできない小型船のこと)である。
(出典: 太陽の船 - Wikipedia)