名詞
桂三木助
桂 三木助 は落語の名跡。もと(初代と2代目)は大阪落語の名であったが、3代目以降は東京に移り、三代目以降は小林家の人物が名乗っている。なお、初代三木助は立川三木助 であるが、便宜上、この項に含める。初代 立川三木助 は、立川三木門下。後に初代桂文三、2代目桂文枝を経て、桂文左衛門を名乗る。江戸・東京の立川(たてかわ)一門とは関係ない。
2代目 桂三木助 は、2代目桂南光(後の桂仁左衛門)門下。桂手遊(おもちゃ)を経て、2代目三木助を襲名。
3代目 桂三木助 は、6代目春風亭柳橋の総領弟子で大阪時代に2代目の預かり弟子でもあった。また、一説に2代目の隠し子ではないかと言われた。格調高い文芸路線で知られる。十八番は「芝浜」。3代目以降、三木助の名跡は小林家で受け継がれる。
4代目 桂三木助 は、3代目三木助の実子。早い頃からテレビで売れる。2001年自殺。
5代目 桂三木助 は、当代。3代目・三木助の孫、4代目・三木助の甥。11代目金原亭馬生に入門したが、二つ目昇進に伴い桂の亭号と3代目三木助の前名である三木男を名乗り、2017年9月に真打に昇進し5代目・三木助を襲名した。
(出典: 桂三木助 - Wikipedia)