名詞
星の種族
星の種族 とは、星の分類の一種である。ドイツの天文学者ウォルター・バーデが1944年に提唱した。なおバーデによる論文の概要では、銀河系内の恒星に2つの種族が存在することは、早くとも1926年にはヤン・オールトが着想していたことが言及されている。バーデは、青っぽい恒星は銀河系の渦状腕に強く関連して存在しており、黄色い恒星は銀河系の中心部のバルジ付近と球状星団に主に存在していることに気が付いた。この2つの主要な分類は種族I と 種族II と定義され、また1978年には別の新たな分類として種族III が追加された。これらの分類はしばしば、Pop I、Pop II、Pop III と略記される。
(出典: 星の種族 - Wikipedia)