名詞
三遊亭遊雀
三遊亭 遊雀 は、落語家の名跡。過去に6人ほど確認されている。三遊亭遊雀 - 後∶二代目三遊亭圓遊
三遊亭遊雀 - 初代三遊亭圓遊門下。品川出身。遊太郎から、遊八を経て遊雀を名乗る。その他詳細は不明。
三遊亭遊雀 - 初代三遊亭圓遊門下。上州で亡くなった。詳細不明。
三遊亭遊雀 - 二代目三遊亭圓遊門下。柳亭左龍門人で左美龍から柳家小かね、圓遊門人となって遊雀となる。本名は川上 兼二郎。
三遊亭遊雀 - :通称「道灌遊雀」。本名、鈴木 八三郎。初代三遊亭圓遊の弟子。出来る噺が『道灌』『天災』『元犬』の3つしかないが、その代わり『道灌』などを演じさせればどんな客でも飽きさせなかったという。遊雀が楽屋入りをすると、真っ先にネタ帳(楽屋に備え付けられている帳面で、同じ噺が2度出ないようにするために、演者とその日に演じたネタを書き記す)に目を通し、これら3つの噺を誰かがやっていることが分かると、高座には上がらずに割(給金)だけを貰って帰ってしまっていた。道灌遊雀のこの行為は寄席では半ば公認になっていた。1917年の連名には「余興紹介圓遊社主任」の肩書きで出ている。晩年は貸金業を営んでいたという。
三遊亭遊雀 - 本項にて詳述。
(出典: 三遊亭遊雀 - Wikipedia)