名詞
マージョリー・ストーンマン・ダグラス
マージョリー・ストーンマン・ダグラス は、アメリカ合衆国ミネソタ州出身のジャーナリスト、著作家、フェミニスト、環境保護主義者である。特にフロリダ州の広大な湿地であるエバーグレーズを、開発のために排水して埋め立てようという動きに対して、頑強にその保護を訴えたことで知られている。若い女性として「マイアミ・ヘラルド」で働くためにマイアミ市に移転し、フリーランス・ライターとなり、100編以上の短編小説を人気ある雑誌に掲載した。その著作の中で最も影響を与えたのは、『エバーグレーズ: 草の川』(1947年出版)であり、エバーグレーズを価値のない沼地の代わりに宝の川だという認識を人々に与えた。その影響力はレイチェル・カーソンの『沈黙の春』(1962年出版)にも譬えられてきた。その著書、短編、ジャーナリストとしての経歴がマイアミでの影響力となり、それを自分の主張のために使った。
(出典: マージョリー・ストーンマン・ダグラス - Wikipedia)