名詞
ニッケイ
ニッケイ は、クスノキ科ニッケイ属の1種の常緑高木である。ニッキ、ニッケとも呼ばれる。かつては、中国南部・台湾原産とされていたが、自生種の存在も確認されている。日本へは享保年間 (1716–1736) に中国から輸入され、盛んに栽培された。内樹皮が香料として使用される近縁のセイロンニッケイ Cinnamomum verum (シナモン)やシナニッケイ Cinnamomum cassia (カシア)とは異なり、樹皮には香りが弱いため利用価値はないものの、根皮には香りがあり、辛味が強いため香辛料として利用される。
(出典: ニッケイ - Wikipedia)