名詞
帰無仮説
科学的な実験データの解析で多用される推計統計学において、帰無仮説 は、2つの標本セット間の差(例えば測定データの平均の差、標本平均の差)が偶然によるものであるとする説。なお、英語圏で用いられる null hypothesis は統計学よりも科学用語であり、観察されたいかなる差(数値データに限らない)も偶然だけによるものである、とする説を指す。帰無仮説は「棄てられる運命にあるように選ぶ」ことからこの名がある。統計検定を用いることで、帰無仮説が真である尤度を計算することが可能である。
(出典: 帰無仮説 - Wikipedia)