名詞
玉木新雌
玉木 新雌 は、日本のファッションデザイナーで播州織アーティスト。福井県生まれながら、理想の布を探し求めるうちに播州織に出会い、兵庫県西脇市に移住。播州織をアレンジした「新たな播州織」を生み出す。2004年よりブランド「tamaki niime」 を立ち上げ、2年後の2006年には有限会社玉木新雌を設立。多彩な繊維機械を自ら抱え、先染め技法である播州織の特色を生かして多色を使いむら染めするなどオリジナリティの高い糸で織り上げた柔らかい感触のショールが特に知られ経済産業省の「ザ・ワンダー500」にも選定され、海外での評価も高く地場産業であった播州織を世界ブランドにまで高めた。2015年、「はなやか関西セレクション 2016」受賞、同年「ひょうご女性未来・縹(はなだ賞)」受賞。玉木に触発され、西脇市は、2017年11月現在、全国から若手デザイナーら研修生15名を受け入れている。「新雌」はデザイナー名で「新しい女性像を提案したい」という意味が込められている。
(出典: 玉木新雌 - Wikipedia)