名詞
円通橋
円通橋(えんつうきょう)は、京都市東山区にある大谷本廟の門前「皓月池」に架かる花崗岩製の二連式石造アーチ橋。幅5.5m、長さ40.0m、二つの全円型アーチの直径は3.2mである。1856年(安政3年)の建立で、京都市内に残る唯一の江戸時代の石造アーチ橋として貴重である。二連の真円・全円型アーチがあることから「西大谷の眼鏡橋」とも呼ばれる。長崎の眼鏡橋が半円アーチながら川に映って眼鏡型をなすのに対し、ここでは全円形アーチ二つによって眼鏡型をなしている点で極めてユニークで、世界的にも極めて珍しい石造アーチ橋である。
(出典: 円通橋 - Wikipedia)