名詞
雲台
雲台(うんだい)とは、中国や朝鮮、日本などにおいて、
高台。
物を乗せる台。特に仏像を乗せる台や美術工芸品を乗せる台のこと。前者の多くは蓮の花を模しており、後者の多くは天板に短い脚が四本付いた構造。
カメラや双眼鏡など、光学機器と三脚などの架台本体のあいだに入れ、それらの光学機器を自由な方向にむけて固定するためのもの。大まかに分けて、3軸可動(3way)のスチル用雲台、2軸可動(2way)のシネ/ビデオ雲台やスチル用ジンバル雲台、主にスチル用のボール式自由雲台がある。天体望遠鏡の場合、2way雲台と同様の動作をする架台を経緯台、極軸と同じ方向(つまり、地球の自転と同じ方向)に回転する架台を赤道儀と呼ぶ。中国北京市昌平区にある元代の遺跡。→居庸関#雲台
(出典: 雲台 - Wikipedia)