名詞
誘導棒
誘導棒(ゆうどうぼう)は、交通整理や車両誘導等に使用される棒の一種。 本来は「誘導棒」と「誘導灯」は別の商品であり、点灯機能の無いタイプの物は誘導棒であり、点灯機能の有るタイプの物は誘導灯と呼称するのが正確である。しかし"LED誘導棒" といった曖昧な名称で後発各社から販売されていくうちに両者の区別は非常に曖昧なものとなってしまっている。交通誘導灯(こうつうゆうどうとう)や赤灯(あかとう)、合図灯(あいずとう)、停止棒(ていしぼう)、停止合図灯(ていしあいずとう)などと雑多な名称で呼ばれることもある。これに似た、路上で警察官が持っている赤と白の2色に塗り分けられた棒は、正確には誘導棒ではなく「指揮棒」や「停止棒」と呼称するのが正しいが、使用する現場の者にまで正確な情報・啓蒙が普及していないため、これらもまとめて「誘導棒」と呼ばれてしまう場合がある。
英語では"Traffic Wand"と呼ばれる。また、警察官や交通誘導警備員などの間では、赤く細長い形状から「ニンジン」と俗称されることがある。
(出典: 誘導棒 - Wikipedia)