名詞
蝸牛庵
蝸牛庵(かぎゅうあん)は、幸田露伴の旧宅。露伴は自分の家を「かたつむりの家(蝸牛庵)」と呼び、やどかりのように幾度となく住まいを変えた。その中でも、彼が一番長く10年間住んだ隅田川の東、向島にあった家が、明治村に移築されて保存されている。幸田露伴は、明治30年(1897年)からの約10年間をその家で過ごしている。娘で作家になった幸田文は、この家で生まれた。
旧所在地は、東京都墨田区東向島3丁目26番地で、建設年代は明治初年(1868年)代とされている。
露伴の作品の中に、『蝸牛庵夜譚』(1907年11月、春陽堂書店)と題するものもある。
(出典: 蝸牛庵 - Wikipedia)