名詞
薬研堀
薬研堀(やげんぼり)は、堀の形状の一つで、薬研のごとく断面がV字形になっているもの。 → 堀#断面形状による分類
上記呼称が固有名詞化したもので、堀の名前。またそれが転じて地名となったもの。
江戸の薬研堀は、現在の中央区東日本橋一丁目から二丁目にかけて存在した。隅田川から直接引き込まれた荷揚げ用の堀であった。 → 薬研堀 (東京都)
広島県広島市中区にある地名。歓楽街として知られている。
七味唐辛子の別名。江戸薬研堀端で最初に売り出されたことから。また、製造過程で薬研を使用したことから、その含みもあったともいう。
やげん堀 七味唐辛子本舗は、東京・浅草寺の門前で七味唐辛子を製造販売する商店。法人名は合資会社中島商店。
(出典: 薬研堀 - Wikipedia)