名詞
名誉博士
名誉博士 とは、各国の国内法ないし各大学が規則により定める学位に類する学術称号で、名誉学位のひとつである。ただし、学校教育法上の博士の学位とは異なり、大学の自治に基づき大学が独自に定めた名誉称号である。名誉学位ともいい、名誉修士や名誉学士の上位にある称号である。学術論文の審査を受けるわけではないため、例え名誉博士を贈呈されたとしても、それ自体で研究者になることはできない。名誉学位は、対等な関係性で贈られる称号であるため、授与ではなく贈呈と表現する方が適切である。しかし大学によっては授与と表現することもある。名誉学位は自ら望んで得られるものではなく、大学の威信をかけた厳格な審査も相まって、贈呈される人物は非常に稀である。
(出典: 名誉博士 - Wikipedia)