名詞
ビルドゥングスロマン
教養小説 は、主人公がさまざまな体験を通して内面的に成長していく過程を描く小説のこと。ドイツ語のBildungsroman(ビルドゥングスロマーン)の訳語で、自己形成小説、成長小説とも訳される。この概念はドイツの哲学者ヴィルヘルム・ディルタイが、ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』を中心に、それに類似した作品群を指す言葉として使用したことによって初めて知られ、まずドイツの小説における1つの分野を表す言葉として知られるようになった。その後、「日本の教養小説」、「イギリスの教養小説」などのように、それぞれの国で成立した同様の小説に対しても用いられている。
(出典: ビルドゥングスロマン - Wikipedia)