名詞
エッダ
エッダ (Edda) は、北欧神話の初期(ヴァイキング時代)の形態を伝える文書群である。エッダと呼ばれる文書には『スノッリのエッダ』と『古エッダ』の2つがある。『スノッリのエッダ』はアイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンが1220年頃に著した書物である。『古エッダ』は1643年に発見された古写本『王の写本』に記されていた古歌謡集(詩集)である。個々の詩の成立は9世紀から13世紀、編纂は1270年以前とみられている。現代の刊本では他の写本などに残されていた同形態の詩(小エッダ)を加えて『古エッダ』として刊行されていることが多い。
(出典: エッダ - Wikipedia)