名詞
高野槇
コウヤマキ は、裸子植物マツ綱に分類される常緑針葉樹の1種であり、現生種としては本種のみでコウヤマキ属、コウヤマキ科を構成する。ホンマキともよばれる。2個の葉が合着したものと考えられている特殊な線状の葉が多数輪生状につく(図1)。観賞用に世界各地で植栽されている。材は古くから利用されており、古墳時代の棺に広く用いられていた。その名が示すように高野山との関わりが深く、供花の代用とされる。コウヤマキ類は中生代から北半球に広く分布していたが、現在では日本固有種であるコウヤマキのみが生き残っている。
(出典: 高野槇 - Wikipedia)