名詞
黒本
黒本(くろほん、くろぼん)江戸時代に書かれた挿絵が描かれた本、草双紙の一種。子供向けの赤い表紙の赤本が発展して、青少年向きの黒い表紙の黒本になった。題材は、浄瑠璃、歌舞伎、英雄伝、戦記が多い。草双紙#黒本・青本を参照。
カーマーゼンの黒本 - ウェールズ語で書かれた最初期の黒い表紙の写本。
1945年の広島と長崎への原爆投下による被爆者の被爆体験記集の通称。1995年に厚生省により作成され、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館で閲覧することができる。
河合出版が発行するセンター試験用の予想問題集である「マーク式総合問題集」(過去の全統マーク模試を収録)の俗称。
1979年から1981年まで全7号発行された日本初のロリコン漫画同人誌『シベール』の通称。装幀が黒一色だったことから「謎の黒本」と呼ばれた。主宰者は漫画家の吾妻ひでおと沖由佳雄。
株式会社エスエムエスが発行する柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師国家試験対策用参考書「国試黒本」の俗称。
(出典: 黒本 - Wikipedia)