名詞
イマ
ジャムシード またはイマ とはゾロアスター教の神話に登場する人物。ジャムシードはジャムとシードの合成語で、ジャムは「大地」を、シードはxshaetaの転訛で、「王」を意味するとともに、「明るい」「光り輝く」の意味をも有する。近世ペルシア文学では後者の意味に解されているとされる。イラン最古の王朝であるベーシュダード王朝の王の一人で、インド神話のヤマ(閻魔)に相当する。彼の父はウィーワフントで、こちらもインド神話におけるヴィヴァスヴァットと対応している。ペルシア詩人が最も好んで用いた王であり、ソロモンやアレキサンダーに匹敵する存在とされる。実際、イランではソロモン王と同一視されるほど。
(出典: イマ - Wikipedia)