名詞
陣幕
陣幕(じんまく)一般名詞陣幕 - 故実作法に基づいた戦場における陣地を作るための幕。露天に幕串を立てて飾り、陣地を構成する。江戸時代になると、軍学書などを通じて武家社会における神聖な意味合いをもつ用具として認識されるようになる。また庶民の間でも外界からの邪気を払う呪術的機能を持つものとして祭礼や芝居興行に盛んに用いられるようになった。固有名詞陣幕 (相撲) - 大相撲の力士名、また年寄名跡。
陣幕長兵衛:大坂相撲の力士。年寄名跡「陣幕」の祖。
陣幕嶋之助:最高位大関の力士。1791年の上覧相撲で雷電為右衛門に押し出しで勝利。記録の残る限りではここまで正攻法で雷電に勝利した力士はいない(こちらを参照)。
陣幕久五郎:第12代横綱。年寄名跡「北陣」の祖。
(出典: 陣幕 - Wikipedia)