名詞
微小管
微小管 は、細胞骨格の一部を構成し、真核細胞に構造と形状をもたらしているチューブリン重合体である。微小管の長さは50 μmにもなり、管構造の外径は23–27 nm、内径は11–15 nmである。微小管内では、2つの球状タンパク質α、β-チューブリンからなるヘテロ二量体が直列に並んでプロトフィラメント(protofilament)を形成しており、プロトフィラメントどうしの横方向の相互作用によって中空の管構造が形成されている。微小管の最も一般的な形態は、13個のプロトフィラメントからなる管状構造である。
(出典: 微小管 - Wikipedia)