名詞
全音
全音(ぜんおん)は、全音階を構成する2種の音程の大きい方をいう。長二度とも呼ぶ。小さい方は半音である。平均律では全音は半音2つ分に相当し、比率は2の6乗根となる(200セント)。
ピタゴラス音律の全音は9/8(204セント)である。
純正律では全音に9/8(204セント)の大全音と10/9(182セント)の小全音の2種類がある。
ミーントーンの全音は純正律の長三度 の半分で、√5/2(193セント)になる。
ゼンハーモニック音楽の技法として、全音と半音の量と比率自体を置き換えて新たな音階を構築する「MOSスケール」が存在する。
(出典: 全音 - Wikipedia)