名詞
確度
科学、工学、産業、統計学の分野における正確度 と精度 とは、測定、推定または計算値に関し、正確度とは、その値が「真値」に近い値であることを示す尺度である。系統誤差の小ささを言う。(確度とも呼ぶ。)「JIS Z 8101 統計−用語及び記号」では、精確さ、総合精度(accuracy)は真の値との一致の程度と定義され、真度 (trueness) と精度 (precision) とを結合したものと定義される。
「JIS Z 8103 計測用語」では、精度 (accuracy) は真の値との一致の度合いと定義され、正確さ (trueness) と精密さ、精密度 (precision) を含めたとされる。下記の精度 (precision) の用語と混同に注意が必要である。精度とは、その複数回の値(複数回の測定または計算の結果)の間での互のばらつきの小ささの尺度である。偶然誤差の小ささを言う。
確定性 とは、その複数回の値が、多峰性ではなく単峰性の分布を示す性質である。
(出典: 確度 - Wikipedia)