名詞
シリアライズ
コンピュータプログラミングにおいて、シリアライズ もしくはシリアル化という用語は、次のような異なる2つの意味を有する。コンピュータ実行時の用語として:一つあるいは複数の「コンピュータ資源」 を、複数の主体 が利用しようとする際、一時点に一つの主体だけが利用するように、順番づけて調整すること。訳語は逐次化。対義語は並列化。
プログラミング用語として:一つまたは複数のデータ、ファイル、あるいは一つまたは複数のオブジェクトといった、概念的あるいは事実上、複数の別のものとして取り扱っているエンティティを、例えばネットワーク経由で転送する、ストレージに一時格納するなどの目的で、「一つのまとまりとして取り扱う必要」がある場合、「階層をもたないフラットな(直線的な)データ構造に変換する」こと。訳語は直列化。オブジェクト指向プログラミングでは同義語としてマーシャリング (marshalling) がある。対義語はデシリアライズ(訳語は直列化復元)である。
(出典: シリアライズ - Wikipedia)