名詞
ベン・ハー
『ベン・ハー』 は、アメリカ合衆国の小説家ルー・ウォーレスが1880年に発表した長編小説である。アメリカで200万部を売るベストセラーとなった。架空の物語であるが、イエス・キリストはじめ『新約聖書』に登場する人物たちも作品中に出てくる。この長編小説は1899年に舞台化され、話題になり、何度も上演された。やがて映画の時代が訪れると1907年に最初の映画化がおこなわれた。まだ無声映画の時代だった1925年にフレッド・ニブロが監督し再び映画化され、大ヒットした。その後30余年を経てウィリアム・ワイラーが監督しチャールトン・ヘストンが主演した70ミリ幅のフィルムによるワイドスクリーンの作品が1959年に公開され、大ヒットし、第32回アカデミー賞では作品賞を始めとする11部門で受賞した。
(出典: ベン・ハー - Wikipedia)