名詞
SD2
SD2 は、第二次世界大戦中にドイツ空軍で使用された2 kg対人用クラスター爆弾である。SD2は「蝶々爆弾」と呼ばれ、この小型爆弾が使用された時に円筒状の薄い外装被殻がヒンジで開き、その外観形状が大きな蝶に似ていることからそう名付けられた。この外観は非常に特徴のあるもので簡単に識別することが出来た。SD2小型爆弾は個別に投下されることは無く、6個から108個がクラスター爆弾としてAB 23 SD-2やAB 250-3といった収納コンテナに格納されていた。SD2小型爆弾は収納コンテナが航空機から投下され炸裂した後に放出された。この爆弾は実戦で使用された最初のクラスター爆弾の1つであり非常に高い効果を発揮する兵器であることを証明した。
(出典: SD2 - Wikipedia)