名詞
揚巻
総角(そうかく、あげまき)・揚巻(あげまき)は、みずら(美豆良)とも言い、古代から平安時代にかけての未成年男子の髪型の一つ。⇒角髪
あげまき結びとも言い、紐の結び方の一つ。調度品や兜などの装飾に用いられる。
アゲマキは、収斂により一見マテガイに類似した形態の、ナタマメガイ科の二枚貝の一種。日本では有明海などごく限られた内湾の泥干潟に分布する。
チョンガー(총각、chong-gag)の漢字表記で、朝鮮語で独身男性を意味する。かつての朝鮮では、独身男性の髪型は辮髪に似た三つ編みのお下げであり、結婚して初めて髷を結うことが許された。「総角」の語は、もともと独身男性の髪型を意味していた。また小ぶりで葉の多い大根を独身男性の髪型に見立て、「チョンガー大根」と呼ぶ。
総角は、『源氏物語』の巻の一つ。第47帖。第三部の一部「宇治十帖」の第3帖。⇒総角 (源氏物語)
(出典: 揚巻 - Wikipedia)