名詞
西安事件
西安事件(せいあんじけん)は、1936年(民国25年)12月12日に中華民国陝西省長安県 で起きた、張学良・楊虎城らによって蔣介石国民政府軍事委員会委員長が拉致・監禁された事件。中国では西安事変と呼ばれる。事件収束に至る真相の詳細はいまだ不明だが、この事件により、蒋介石は中国共産党への弾圧を一度やめることを約束させられ、その後の共同抗日と国共合作につながったとされる。中華民国が台湾へ移った後も蒋介石、張学良の2人ともその死までこの事件のことは一切語らなかったため、真相は永遠に闇の中となっている。
(出典: 西安事件 - Wikipedia)