名詞
バニラエキス
バニラエキスあるいはバニラエキストラクト(英語: Vanilla extract)とは、主成分としてバニラ香料を含む溶液である。純粋なバニラエキスは、バニラビーンズをエチルアルコールと水の溶液で浸漬・浸透して作られる。主にメキシコ種やタヒチ種、インドネシア種およびバーボン種のバニラビーンズが使われている。なお、バーボン種は産地であるレユニオン島がフランスのブルボン家(House of Bourbon)の領地だったことに由来する品種名であり、バーボン・ウイスキー(Bourbon whiskey)との関連性はない。アメリカ合衆国では、食品医薬品局がバニラエキスを純粋と呼ぶためには、最低でも溶液中に35%のアルコールと1リットル当たり100gのバニラビーンズを含まなければならないと定めている。この基準の2倍以上(20倍まで)の濃さのバニラエキスも存在する。
(出典: バニラエキス - Wikipedia)